atmecanique.tn | 30.0%割引 古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」

販売価格 :
¥220,000円 ¥154,000円 (税込) 送料込み

お気に入りに追加

商品の情報

  • 配送料の負担:送料無料
  • 発送までの日数:1~2日以内に発送(店舗休業日を除く)

商品詳細
見込み底の渦巻、渦巻の外の曲線で区切られた部分に描かれた葉菜のような文様は「霊芝文(なずな文)」と呼ばれるようです。
箱書きの「なつな」と「霊芝(れいし)」や「なずな」などとの関連性を調べてみました。

「霊芝(れいし)」とは、サルノコシカケ科のキノコの一種で、別名マンネンタケとも。中国では古来、不老長寿の仙草(薬草)とされ、中国清朝の景徳鎮民窯などで作られた青花(染付)磁器の文様にも。
春の七草(粥)の「なずな」は、民間療法の煎じ薬などにも。キノコ「霊芝」の形や薬草としての効用が「なずな」のそれらとの共通点かもわかりません。
「なずな」は早春に開花し夏には枯れる「夏無き菜」→「夏無(なつな)」、撫でたいほど可愛らしい花(菜)「撫で菜(なでな)」→「なつな」に転訛、などの諸説。「霊芝」「なずな」「なつな」が、何とかつながったようです。

ちなみに「汲出し(くみだし)」とは、茶の湯で、茶室に入る前に身支度を整えたり、連客を待ったりする寄付・待合 (よりつき・まちあい) で、香煎 (こうせん) や桜湯などを入れて客に出す、つまり勝手から湯を汲み入れて客に出すことから「汲出し」の名が。この時に用いられる広口の小さな茶碗が「汲出し茶碗」で、来客用の「煎茶碗」とは同義と解説。

江戸時代には、中国景徳鎮から渡来した磁器の「霊芝文」を、養命、延命を願い様々な器に描いて珍重したようです。
出品の「染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客」は、共箱(松?)の汚れや経年による変色が見られ、江戸後期~明治期の古伊万里ではないかと思います。骨董ですが10客の煎茶碗には汚れやキズ、欠け、ヒビはほとんど見られず良好な状態の美品です。逸品では。

大きさや重さはおおよそ次の通りです。
高さ、口内径、高台径、高さ、は10客で大差はなく、高さ45mm、口内径87mm、高台径38mm、高さ5mm、重さは多少差があり78~96g、10客で850gです。容量は約80cc、漏れはありません。共箱の大きさは約、縦11cm、横22cm、高12.5cmです。

「なつな文」の素朴で清楚な煎茶碗も、桐箱の抹茶碗に劣らず十分に味わい深さが。共箱の「なつな文」の貼り紙は、茶道具の収納棚で見つけ易くするためでしょうか。当時の茶道後部屋も想像できるようです。茶事などでお使いいただければ幸です。
キッチン・食器

商品の情報

商品の状態目立った傷や汚れなし

食器
キッチン・日用品・その他
古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像1

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像2

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像3

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像4

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像5

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像6

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像7

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像8

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像9

古伊万里染付渦霊芝文(なずな文)煎茶碗10客「染付なつな文 汲出し」 画像10

  • 商品満足度

    4.9
  • 採点分布

    3008件)
    • 5つ★
      0%
    • 4つ★
      100%
    • 3つ★
      0%
    • 2つ★
      0%
    • 1つ★
      0%