atmecanique.tn | 91,572円 京焼の名工十七代「雲林院 寶山(昌平 寶山)」作 祥瑞急須

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京焼の名工十七代「雲林院 寶山(昌平 寶山)」作の祥瑞急須です。

「祥瑞(しょんずい)」は、中国明末の1600年代前半、日本の茶人の注文により景徳鎮窯で作られたといわれる染め付け磁器で、精白の素地に、鮮やかな青藍色で模様を施す技法と解説が。
また、「祥瑞」の読みは「しょうずい」が基本で、「吉兆」、めでたいことのあるしるし、などの意味です。

「雲林院 寶山(うんりんいん ほうざん)」は、京焼(粟田焼)の陶芸家「雲林院家」歴代の名跡。初代は室町時代後期(1500年代後期)に遡り、京都の粟田の地で朝廷や幕府の御用窯として粟田焼の中心的役割を担い、当時賜った「寶山」を号した。京焼の祖であり、その伝統は現代まで綿々と受け継がれ、当二十代は銘「昭行寶山」。
十七代「熊之助寶山」は1844年生れ、同87年(明治20年)43歳の時に「昌平」の号を賜り、より作陶に精進。在銘「昌平寶山」の作品は、明治20年以降製作のもので、出品の祥瑞の製作も明治20年からまもなくではないかと考えられます。明治期の製作として、径年100年以上のアンティーク品です。

桐の共箱の蓋には、表に「模祥瑞急須」、模は、祥瑞様式を模して、の意味でしょうか、裏に「昌平寶山作」と白文落款が。
名工「昌平寶山」作の出品祥瑞急須は、画像写真で見ていただける通り、「精白の素地 に鮮やかな青藍色で松竹梅と鳥」が描かれ、気品さを見事に出現させた名品と言えます。急須には「寶山」の銘印(画像写真6)も見られます。
100年以上と考えられる経年品で共箱や共布にはの汚れや変色が見られますが、急須には汚れや傷などはほぼなく良好な状態の美品です。未使用に近いと思われます。なお、漏れはありません。

大きさ(㍉)重さ(㌘)容量(㎖)はおよそ次の通りです。
高さ95、口外(内)径50(40)、底径42/
幅(持ち手)125、幅(注ぎ口)110/
重さ157/容量220/

京焼の名工十七代「 雲林院寶山 (昌平寶山)」作の祥瑞急須です。経年100年以上と考えられるアンティーク品ですが、汚れや傷はほとんど見られない良好な状態の美品、名品です。
コレクションや置物だけでなく、日常でも、何かの機会にでも、名品の急須で喫茶されてはいかがでしょうか。
工芸品
京焼の名工十七代「雲林院 寶山(昌平 寶山)」作 祥瑞急須 画像1

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