atmecanique.tn | 15.0%割引 ガネーシュヒマール ラパ産 変形結晶水晶

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ガネーシュヒマールラパ産の変形水晶です。
水晶の結晶は、通常六角形の柱に先端が尖った物を思い浮かべます。またその様なポイントが複数集まってクラスターを形成します。これは水晶の成分であるSiO2の結晶の仕方による物で、晶系という様々な鉱物の基本的な物理法則に従った形です。因みに水晶(酸化ケイ素)は三方晶系という結晶系になります。
結晶系は変わる事はありませんが、この水晶のように見た目が普通の水晶と違うように思える物が時たま見られます。最初の写真では角が4つの面か形成されているようで、通常の六面の錐面からなる錐面のポイントからは違和感があります。また、錐面の角のエッジのラインはほぼ十字に交差しており、普通の水晶の6本のラインは見られません。
それぞれ4つの面を詳細に観察してみると、水晶の錐面の特徴である三角形の成長線(レコードキーパー)がある事が確認できます。
この水晶は実は2つの錐面が隠れた形状になっています。一つのエッジのラインの下部に小さな錐面を見つける事ができます。その小さな錐面にもレコードキーパーがあります。もう一つの錐面は欠けてしまった部分にあったと思います。
裏面はセルフヒールドになっており、一部柱面の縦状のモザイク模様も見られます。
この様な大変ユニークな結晶は大変珍しい物で、改めて水晶の奥深さを知る事の出来る個体です。

57.0×56.0×30.5mm 121.89g

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